第5中手骨頚部骨折(ボクサー骨折)

第5中手骨骨折(ボクサー骨折)

ボクサー骨折とは、手の甲にある「中手骨」のうち、小指につながる第5中手骨の頚部(骨の首の部分)に生じる骨折です。

拳を握った状態で壁や硬い物を殴った際に発生することが多いため、「ボクサー骨折」と呼ばれています。しかし、実際にはスポーツ中の接触や転倒、日常生活での外傷によって発生することも少なくありません。

受傷直後は手の甲の腫れや痛みが強く現れ、拳を握る動作や物を持つ動作が困難になります。骨折の程度によっては小指が曲がって見えたり、握った際に指が重なったりすることもあります。

適切な治療を行えば良好な回復が期待できますが、変形を残したまま放置すると握力低下や手の機能障害につながることがあるため、早期の診断と適切な治療が重要です。

 

こんなお悩みはありませんか?

  • ☑手の甲が腫れている

  • ☑小指側の手の甲が痛い

  • ☑拳を握ると強く痛む

  • ☑壁や物を殴った後から痛みが続いている

  • ☑ボールが手に当たってから腫れてきた

  • ☑小指がまっすぐ曲がらない

  • ☑物を握ると痛みが出る

  • ☑握力が落ちたように感じる

  • ☑手の甲に変形がある

このような症状でお困りの方は、お早めにご相談ください。

 

症状の原因

ボクサー骨折の主な原因は、拳を握った状態で硬い物に強い衝撃を加えることです。

特に、

 

 

  • ☑壁やドアを殴った

  • ☑格闘技やボクシング中の受傷

  • ☑球技スポーツでの接触

  • ☑転倒して手をぶつけた

  • ☑作業中に手を強打した

  •  

などによって発生します。

骨折が起こる第5中手骨は、小指側に位置し衝撃を受けやすいため、強い力が加わることで骨が折れてしまいます。

また、骨折時には骨が手のひら側へ傾いて変形することが多く、変位が大きい場合には見た目の変形や指の動きの異常が生じます。

受傷直後は単なる打撲だと思われることもありますが、腫れや握る際の痛みが強い場合には骨折の可能性を考える必要があります。

 

放置するとどうなるか?

ボクサー骨折を放置すると、骨が変形した状態で癒合してしまう可能性があります。

その結果、小指の動きが悪くなったり、握力低下や物を握る際の痛みが残ったりすることがあります。

また、指を曲げた際に隣の指と重なる「回旋変形」が残ると、日常生活やスポーツ動作に大きな影響を及ぼす場合があります。

適切な固定とリハビリを行うことで、後遺症のリスクを軽減することができます。

 

当院での施術方法

当院では、ボクサー骨折が疑われる場合には、まず整形外科での画像検査をおすすめしております。

骨折と診断された後は、医師の診断内容や治療方針を確認しながら、回復段階に応じた施術やリハビリを行っています。

まずは問診や触診を行い、痛みや腫れの状態、関節可動域、握力などを評価します。

また、超音波画像観察装置(エコー)を活用し、骨折周囲の筋肉や腱、靭帯などの軟部組織の状態を確認しながら施術を進めます。

回復段階に応じて、

 

 

  • ✔手指・手関節の可動域改善

  • ✔浮腫の軽減(手技・電気治療)

  • ✔握力回復トレーニング

  • ✔手の協調性トレーニング

  • ✔スポーツ復帰プログラム

  • ✔テーピング

  • ✔セルフケア指導

  •  

などを行い、日常生活や競技復帰をサポートいたします。

 

よくある質問

Q. ボクサー骨折は自然に治りますか?

骨自体は癒合する可能性がありますが、変形した状態で治ることもあります。適切な診断と固定が重要です。

Q. 骨折か打撲か自分で判断できますか?

見た目だけで判断することは難しいため、腫れや痛みが強い場合は整形外科でレントゲン検査を受けることをおすすめします。

Q. 骨折後のリハビリは必要ですか?

はい。固定期間中に関節や筋肉が硬くなりやすいため、手の機能を回復させるためにはリハビリが重要です。

Q. エコー検査は受けられますか?

当院では超音波画像観察装置(エコー)を導入しており、筋肉や腱、靭帯などの軟部組織の状態を確認しながら施術を行っています。

Q. スポーツにはいつ復帰できますか?

骨折の程度や競技内容によって異なりますが、骨癒合の状態や手の機能を評価しながら段階的に復帰を目指します。

当院では、骨折後の痛みの改善だけでなく、握力や手の機能回復、再受傷予防まで見据えた施術を行い、安心して日常生活やスポーツへ復帰できるようサポートしております。