肩鎖関節脱臼

肩鎖関節脱臼

肩鎖関節脱臼とは、鎖骨と肩甲骨をつないでいる「肩鎖関節」に強い衝撃が加わり、関節や周囲の靭帯が損傷するケガです。

ラグビーや柔道、自転車競技などのコンタクトスポーツや転倒時に肩から地面に強くぶつけることで発生することが多く、スポーツ選手に多くみられる外傷の一つです。

受傷直後は肩の強い痛みや腫れが生じ、腕を上げることが困難になります。また、症状の程度によっては鎖骨の端が突出し、肩の変形が目立つ場合もあります。

適切な治療やリハビリを行うことで、日常生活やスポーツへの復帰が期待できます。

 

こんなお悩みはありませんか?

  • ☑転倒して肩を強く打った後から痛みがある
  • ☑肩の上部が腫れている
  • ☑鎖骨の端が出っ張って見える
  • ☑腕を上げると肩の上が痛む
  • ☑洋服の着脱がつらい
  • ☑寝返りをすると肩が痛む
  • ☑ボールを投げる動作で痛みがある
  • ☑骨折はないと言われたが痛みが続いている

このようなお悩みがある方は、お早めにご相談ください。

 

症状の原因

肩鎖関節脱臼は、肩の外側に強い衝撃が加わることで、肩鎖靭帯烏口鎖骨靭帯が損傷し、鎖骨と肩甲骨の正常な位置関係が崩れることで発生します。

特に、

 

  • ☑ラグビーや柔道などのコンタクトスポーツ
  • ☑サッカーや野球での転倒
  • ☑自転車やバイク事故
  • ☑スキーやスノーボード
  • ☑日常生活での転倒

などによって起こることが多くあります。

損傷の程度によってⅠ型からⅥ型に分類され、軽度であれば靭帯の損傷のみですが、重度になると鎖骨が大きく上方へ突出し、手術が必要になる場合もあります。

また、受傷後に十分な固定やリハビリを行わないと、肩関節周囲の筋力低下や肩甲骨の動きの異常が生じ、慢性的な痛みや機能障害につながることがあります。

 

放置するとどうなるか?

肩鎖関節脱臼を放置すると、肩の痛みが慢性化し、腕を上げる動作やスポーツ動作に支障をきたすことがあります。

また、肩甲骨や肩関節の動きが悪くなることで筋力低下や可動域制限が生じ、投球動作や腕立て伏せなどで痛みが残る場合もあります。

スポーツ復帰後の再受傷を防ぐためにも、適切なリハビリを行うことが重要です。

 

当院での施術方法

当院では、肩鎖関節脱臼の症状や回復段階に応じた施術を行い、早期回復と再発予防を目指しています。

まずは問診や触診、各種検査を行い、痛みの程度や肩関節の可動域、肩甲骨の動き、筋力などを詳しく評価します。必要に応じて超音波画像観察装置(エコー)を用いて靭帯や筋肉などの軟部組織の状態を確認します。

急性期には炎症を抑え、患部への負担を軽減しながら回復を促します。

症状の改善に合わせて、

 

  • ✔肩関節の可動域改善
  • ✔肩甲骨の動きの改善
  • ✔肩周囲の筋肉調整
  • ✔インナーマッスルの強化
  • ✔体幹機能の向上
  • ✔スポーツ動作の再教育
  • ✔セルフケアやトレーニング指導

などを段階的に行い、競技復帰や日常生活への復帰をサポートします。

また、脱臼の程度が強い場合や骨折が疑われる場合には、整形外科と連携しながら対応いたします。

 

よくある質問

Q. 肩鎖関節脱臼は自然に治りますか?

軽度の損傷であれば保存療法で改善が期待できます。しかし、痛みや機能障害を残さないためには適切な固定とリハビリが重要です。

Q. 手術が必要になることはありますか?

損傷の程度によって異なります。重度の脱臼や競技レベルによっては手術が選択される場合があります。当院では必要に応じて整形外科受診をご案内いたします。

Q. スポーツ復帰はできますか?

はい、多くの方が競技復帰されています。ただし、十分な可動域や筋力の回復が必要なため、段階的なリハビリが重要です。

Q. エコー検査は受けられますか?

当院では超音波画像観察装置(エコー)を導入しており、筋肉や靭帯などの状態を観察しながら施術を進めています。

Q. 骨折との違いは何ですか?

肩鎖関節脱臼は靭帯の損傷によって関節がずれるケガであり、骨折とは異なります。しかし、症状が似ていることもあるため、受傷直後は画像検査による鑑別が重要です。

 

当院では、単に痛みを取り除くだけでなく、肩の機能回復と再発予防、スポーツパフォーマンスの向上まで見据えた施術を行っています。