橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)

橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)

橈骨遠位端骨折は、手首にある橈骨という骨の手首側が折れる骨折です。なかでも、転倒して手のひらをついた際に起こる背側(手の甲側)への転位を伴う骨折は「コーレス骨折」と呼ばれます。

高齢者では骨粗鬆症を背景とした転倒によって発生することが多く、若年者ではスポーツや交通事故など強い衝撃によって受傷することがあります。

受傷直後は強い痛みや腫れ、変形がみられ、手首を動かすことが困難になります。また、骨折が治癒した後も、手首の硬さや握力低下、手指の動かしにくさが残ることが少なくありません。

そのため、骨折部の治療だけでなく、適切なリハビリテーションを行い、手首の機能を回復させることが重要です。

 

こんなお悩みはありませんか?

  • ☑転倒して手をついてから手首が強く痛む

  • ☑手首が腫れている、または変形している

  • ☑手首を動かせない

  • ☑ペットボトルのフタが開けられない

  • ☑握力が落ちてしまった

  • ☑骨折は治ったと言われたが手首が硬い

  • ☑手首を反らしたり曲げたりすると痛い

  • ☑家事や仕事に支障が出ている

このようなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。

 

症状の原因

橈骨遠位端骨折の最も多い原因は、転倒した際に手のひらをつくことです。

特に、

 

  • ☑自宅や屋外での転倒

  • ☑スポーツ中の転倒

  • ☑自転車・バイク事故

  • ☑高所からの転落

  • ☑スケートやスノーボードなどのウィンタースポーツ

  •  

などで発生しやすくなります。

高齢者では骨粗鬆症により骨がもろくなっているため、軽い転倒でも骨折することがあります。一方、若年者では大きな外力が加わることで発症するケースが多くみられます。

また、骨折後は数週間の固定が必要になるため、その間に関節や筋肉が硬くなり、筋力低下や可動域制限が生じやすくなります。

そのため、骨が癒合した後は、手首だけでなく前腕や手指まで含めた機能回復が重要となります。

 

放置するとどうなるか?

適切な治療やリハビリを行わないと、手首の可動域制限や握力低下が残り、日常生活に支障をきたすことがあります。

また、変形したまま骨が癒合すると、慢性的な痛みや変形性関節症の原因となる場合もあります。

骨折後は「骨がくっついたから終わり」ではなく、機能を回復させるためのリハビリが非常に重要です。

 

当院での施術方法

当院では、医療機関で骨折と診断・治療を受けた後のリハビリテーションや機能回復を目的とした施術を行っています。

まずは主治医の診断内容や画像所見を確認し、骨癒合の状態を把握したうえで、手首や前腕、手指の可動域や筋力、日常生活動作を詳しく評価します。

必要に応じて超音波画像観察装置(エコー)を使用し、筋肉や腱、靱帯などの軟部組織の状態を確認しながら施術を進めます。

施術では、

 

  • ☑手関節・前腕・手指の可動域改善

  • ☑硬くなった筋肉や軟部組織へのアプローチ

  • ☑握力・つまむ力の回復トレーニング

  • ☑浮腫の軽減

  • ☑日常生活動作の改善指導

  • ☑自宅でできる運動療法・セルフケア指導

  •  

などを段階的に実施し、仕事やスポーツへの復帰をサポートします。

 

よくある質問

Q. 骨折直後でも整骨院で診てもらえますか?

骨折が疑われる場合は、まず整形外科でレントゲンなどの画像検査を受けていただくことが重要です。当院では医師の診断後、回復段階に応じた施術やリハビリを行っています。

Q. ギプスを外した後、手首が動きません。

固定期間中は関節や筋肉が硬くなりやすいため、多くの方に可動域制限がみられます。適切なリハビリを行うことで改善が期待できます。

Q. エコー検査は受けられますか?

はい。当院では超音波画像観察装置(エコー)を導入しており、筋肉・腱・靱帯などの軟部組織の状態を確認しながら施術を行っています。

Q. 手術後のリハビリにも対応していますか?

もちろん対応しております。プレート固定術などの手術後も、主治医の指示を確認しながら安全にリハビリを進め、手首や手指の機能回復をサポートします。

Q. 元通りに手首は動くようになりますか?

骨折の程度や年齢、治療方法によって回復には個人差がありますが、早期から適切なリハビリを継続することで、可動域や筋力の改善が期待できます。当院では一人ひとりの目標に合わせた施術計画をご提案し、日常生活やスポーツへの復帰までしっかりサポートします。