長距離が歩けなくなった

長距離が歩けなくなった

「以前は歩けていた距離なのに、途中で休まないと歩けない」「歩くと足が痛むけれど、少し休むとまた歩ける」という症状はありませんか?

長距離を歩けなくなる原因は、単なる年齢や運動不足だけではありません。腰の神経、股関節・膝関節、下肢の血流、心肺機能などに問題が隠れている場合があるため、症状を詳しく確認することが重要です。

 

こんなお悩みはありませんか?

  • ☑以前より歩ける距離が短くなった

  • ☑歩くとお尻や足が痛くなる

  • ☑足が痺れて歩きにくい

  • ☑少し座ったり、しゃがんだりすると楽になる

  • ☑スーパーのカートを押すと歩きやすい

  • ☑腰を反らすと足の症状が強くなる

  • ☑坂道や階段を歩くのがつらい

  • ☑歩いているとふくらはぎが痛くなる

  • ☑足に力が入りにくい

  • ☑つまずくことが増えた

  • ☑股関節や膝が痛くて長く歩けない

症状が出る場所や、立ち止まるだけで楽になるのか、座らなければ楽にならないのかによって、考えられる原因が異なります。

 

症状の原因

代表的な原因の一つが、腰部脊柱管狭窄症です。腰の神経が通る脊柱管が狭くなり、立位や歩行によってお尻・足の痛み、痺れ、脱力感などが現れます。休憩したり、しゃがんだりして腰を丸めると症状が軽くなり、再び歩けるようになる状態を「間欠性跛行」といいます。

腰椎すべり症や椎間板ヘルニアなどでも、神経が刺激されて歩きにくくなることがあります。また、変形性股関節症、変形性膝関節症、足部の障害など、関節の痛みが原因となる場合もあります。

運動不足、体幹・臀部・下肢の筋力低下、関節の柔軟性低下、バランス能力の低下なども歩行距離に影響します。

注意が必要なのが、下肢の動脈が狭くなって血流が低下する「末梢動脈疾患」です。歩くとふくらはぎなどが痛み、休むと軽減するため、腰部脊柱管狭窄症と似た症状が現れます。糖尿病、高血圧、脂質異常症、喫煙歴などがある方は特に注意が必要です。

そのほか、心臓・呼吸器疾患、貧血、脳や神経の病気などでも長距離を歩けなくなることがあります。

 

放置するとどうなるか?

歩くと痛むために外出を控えるようになると、下肢や体幹の筋力が低下し、さらに歩ける距離が短くなる悪循環につながります。バランス能力が低下すると、転倒や骨折の危険性も高まります。

神経圧迫が進行すると、しびれや筋力低下、歩行障害が強くなる場合があります。血流障害を放置すると、安静時にも足が痛む、傷が治りにくい、皮膚の色が変わるなど、重い状態へ進行する可能性があります。

「年齢のせい」と決めつけず、以前より明らかに歩行距離が短くなった場合は早めに原因を確認しましょう。

 

当院の施術方法

当院では、歩ける距離、症状が出る場所、休憩による変化、腰を曲げたとき・反らしたときの状態などを詳しく確認します。

姿勢や歩行、腰椎・骨盤・股関節・膝・足関節の可動域、体幹・臀部・下肢の筋力、バランス能力、神経症状などを評価します。医療機関で腰部脊柱管狭窄症や関節疾患と診断されている場合は、検査結果や治療方針も確認します。

神経圧迫や血流障害、心肺疾患などが疑われる場合は、施術を優先せず整形外科・循環器内科・血管外科などへの受診をご案内します。

医療機関で運動や施術が可能と判断された場合は、手技や物理療法を用いて腰部・臀部・下肢の痛みや筋緊張の軽減を図ります。さらに、EMSや運動療法、パーソナルトレーニングなどを状態に合わせて取り入れ、体幹・臀部・下肢の筋力、バランス、歩行能力の改善を目指します。

一人ひとりの体力に合わせて、無理のない距離から段階的に歩行量を増やし、外出や買い物など日常生活の目標達成をサポートします。

 

よくある質問

Q.歩くと足が痛み、休むと楽になるのは脊柱管狭窄症ですか?

腰部脊柱管狭窄症でよくみられる症状ですが、下肢の血流障害でも同様の症状が起こります。症状だけで判断せず、必要に応じて整形外科や循環器・血管を扱う医療機関で検査を受けることが大切です。

Q.前かがみになると歩きやすいのはなぜですか?

腰部脊柱管狭窄症では、腰を丸めることで神経周辺の空間が広がり、症状が軽くなることがあります。そのため、買い物カートや歩行器を押すと歩きやすい方がいます。

Q.痛くても歩いたほうがよいですか?

原因によって対応が異なります。軽い疲労の範囲で行う歩行練習は体力維持に役立ちますが、強い痛みや痺れ、脱力感を我慢して歩くことはおすすめできません。血流障害や心肺疾患が疑われる場合は、先に医療機関での評価が必要です。

Q.筋力をつければ歩けるようになりますか?

筋力低下が関係している場合は、適切な運動によって歩行能力の改善が期待できます。

Q.整骨院で脊柱管狭窄症を治せますか?

狭くなった脊柱管そのものを、整骨院の手技で広げることはできません。当院では医療機関と連携しながら、痛みや筋緊張の軽減、関節の動き、筋力、バランス、歩行機能の改善をサポートします。

Q.すぐに医療機関を受診すべき症状はありますか?

急に足へ力が入らなくなった、排尿・排便に異常がある、安静にしていても足が強く痛む、足が冷たい・白い、傷や潰瘍が治らない、胸痛・息切れ・冷や汗がある場合は速やかに医療機関を受診してください。突然片側の足が腫れた場合にも、早急な受診が必要です。