腰椎すべり症

腰椎すべり症

腰椎すべり症とは、腰の骨である腰椎が、本来の位置から前後にずれた状態です。

腰痛だけでなく、神経が圧迫されることで、お尻や足の痛み・痺れ、歩行障害などが現れることがあります。

当院では、医療機関での診断内容を確認し、腰椎にかかる負担の軽減や痛み、動作機能の改善を目的に施術を行います。

 

こんなお悩みはありませんか?

  • ☑長時間立っていると腰や足が痛くなる

  • ☑歩いているとお尻や太ももが痺れる

  • ☑腰を反らすと痛みが強くなる

  • ☑お尻から足にかけて痛みやしびれがある

  • ☑朝起きたときに腰がこわばっている

  • ☑台所仕事など立ち続ける動作がつらい

  • ☑買い物中に何度も座って休みたくなる

  • ☑前かがみになると症状が楽になる

  • ☑足に力が入りにくい

  • ☑スポーツ中に腰を反らすと痛い

  • ☑病院で腰椎すべり症と診断された

  • ☑手術をせずに症状を軽減したい

腰痛をほとんど感じず、足の痛みや痺れ、歩きにくさが中心となるケースもあります。

 

症状の原因

腰椎すべり症は、主に「腰椎変性すべり症」「腰椎分離すべり症」に分けられます。

腰椎変性すべり症は、加齢によって椎間板や椎間関節、靱帯などが変性し、腰椎を安定させる働きが低下することで発生します。

中高年、特に女性に比較的多く、腰椎がずれることで脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される場合があります。

腰椎分離すべり症は、腰椎後方の一部に分離があり、椎体が前方へずれた状態です。

分離症は、成長期にジャンプや腰を反らす・捻る動作を繰り返すことで生じる疲労骨折が主な原因と考えられています。

野球、サッカー、バレーボール、体操などのスポーツ選手に多くみられます。

腰椎がずれていても、必ず症状が出るとは限りません。

神経の圧迫、腰椎の不安定性、筋力や柔軟性、姿勢、日常生活での負担などが重なって、腰痛や下肢症状が現れます。

 

放置するとどうなるか?

症状を我慢して立ち仕事や長距離歩行を続けると、腰痛や足の痺れが強くなり、歩ける距離が短くなることがあります。

活動量が低下すると、体幹や下肢の筋力も落ち、さらに腰への負担が増える悪循環につながります。

神経の圧迫が進行すると、足の筋力低下や感覚障害、歩行障害が現れる場合があります。

まれに排尿・排便障害を伴うこともあるため、症状の変化を見逃さないことが大切です。

 

当院の施術方法

当院では、痛みや痺れの場所、症状が出る姿勢、歩ける距離、整形外科での診断歴などを詳しく確認します。腰だけを見るのではなく、姿勢、腰椎・骨盤・股関節の動き、体幹や下肢の筋力、歩行状態などを評価し、腰に負担を集中させている要因を調べます。

腰椎すべり症が疑われるものの医療機関を受診していない方や、痺れ・筋力低下などがある方には、整形外科でのレントゲンやMRI検査をご案内します。

施術では、症状に合わせて電気施術や手技を用い、腰部・臀部・下肢の筋緊張や痛みの軽減を図ります。骨格矯正を行う場合も、腰椎を強く反らしたり、ずれた骨を直接押し戻したりするものではありません。股関節や胸椎などの動きを整え、腰椎へ集中している負担の軽減を目指します。

症状が落ち着いてからは、EMSや運動療法などを取り入れ、腹部・臀部・下肢の筋力を段階的に強化します。また、立ち方、歩き方、荷物の持ち方など、日常生活で症状を悪化させにくい身体の使い方もお伝えします。

 

よくある質問

Q.腰椎すべり症は手術が必要ですか?

すべての方に手術が必要なわけではなく、一般的にはコルセット、運動療法などの保存療法から始めます。保存療法で改善しない強い痛みや痺れ、歩行障害、筋力低下などがある場合は手術が検討されます。

Q.歩いていると足が痛くなり、休むと楽になるのはなぜですか?

腰椎のずれによって脊柱管が狭くなり、立位や歩行中に神経への圧迫が強まるためと考えられます。しゃがむ、座る、前かがみになるなどして腰を丸めると神経周辺の空間が広がり、一時的に症状が軽くなることがあります。

Q.運動や筋力トレーニングをしても大丈夫ですか?

適切な運動は体幹や下肢の機能維持に役立ちます。ただし、腰を強く反らす運動や、痛み・しびれが増す動作は避ける必要があります。自己流で行わず、症状と診断内容に合った運動を選ぶことが大切です。

Q.コルセットはずっと着けていたほうがよいですか?

痛みが強い時期に腰を支える目的で使用されることがありますが、必要性や装着時間には個人差があります。長期間の使用による筋力低下にも注意が必要なため、処方した医師の指示に従ってください。

Q.すぐに医療機関を受診すべき症状はありますか?

急に足の力が入りにくくなった、しびれが急速に広がる、歩けない、尿が出にくい・漏れる、便を我慢できない、会陰部の感覚が鈍いなどの症状がある場合は、神経が強く圧迫されている可能性があります。速やかに整形外科または救急医療機関を受診してください。