上腕骨頚部骨折
上腕骨頚部骨折とは、肩に近い部分にある上腕骨の頚部(骨頭のすぐ下)が折れてしまう骨折です。
高齢者では転倒による受傷が多く、若年者ではスポーツや交通事故などの強い外力によって発生することがあります。
受傷直後は強い痛みや腫れが生じ、腕を動かすことが困難になります。また、骨折が治癒した後も肩関節の動きが悪くなったり、筋力低下が残ったりすることが少なくありません。
そのため、骨折の治療後は適切なリハビリテーションを行い、肩関節の機能を回復させることが重要です。
こんなお悩みはありませんか?
- ☑転倒後から肩が激しく痛む
- ☑腕を上げることができない
- ☑肩周囲に腫れや内出血がある
- ☑骨折後、肩の動きが悪い
- ☑洋服の着脱がしにくい
- ☑洗髪や高い場所の物を取る動作が困難
- ☑骨折は治ったと言われたが肩が動かない
- ☑肩に力が入りにくい
- ☑肩を動かすと痛みが残る
このようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。
症状の原因
上腕骨頚部骨折は、肩周囲に強い衝撃が加わることで発生します。
特に高齢者では骨粗鬆症によって骨が弱くなっているため、自宅での転倒やつまずきなど比較的軽い外傷でも骨折することがあります。
一方、若年者ではスポーツ中の転倒や接触プレー、交通事故、転落事故などの強い外力によって発生するケースが多くみられます。
受傷後は骨折部の炎症や腫脹が起こり、痛みによって肩を動かせなくなります。また、固定期間が長くなることで肩関節周囲の筋肉や関節包が硬くなり、拘縮が生じやすくなります。
さらに、筋力低下や肩甲骨の動きの低下が加わることで、骨癒合後も肩関節の可動域制限や痛みが残ることがあります。
そのため、骨折そのものだけでなく、骨折後に起こる二次的な機能障害への対応が重要となります。
放置するとどうなるか?
骨折後のリハビリを十分に行わないと、肩関節の拘縮が進行し、腕が上がらない状態になることがあります。
また、筋力低下や肩甲骨の機能低下によって日常生活動作が制限され、洗髪や着替えなどが困難になる場合もあります。
症状が長期化すると肩関節周囲炎(五十肩)のような状態を引き起こし、改善までに長期間を要することもあるため、早期からの適切なリハビリが重要です。
当院での施術方法
当院では、医療機関で骨折治療を受けた後のリハビリテーションや機能回復を目的とした施術を行っています。
まずは医師の診断内容や画像所見を確認し、現在の骨癒合状況や肩関節の状態を把握します。そのうえで、肩関節の可動域、筋力、肩甲骨の動き、日常生活動作などを詳しく評価します。
必要に応じて超音波画像観察装置(エコー)を用いて筋肉や腱の状態を確認しながら施術を進めます。
施術では、
- ✔肩関節の可動域改善
- ✔肩甲骨の動きの改善
- ✔硬くなった筋肉や軟部組織へのアプローチ
- ✔筋力回復トレーニング
- ✔体幹機能の向上
- ✔日常生活動作指導
- ✔自宅で行える運動療法指導
などを段階的に実施します。
患者様一人ひとりの回復段階に合わせながら、痛みの軽減と機能回復を目指し、日常生活やスポーツ復帰をサポートします。
よくある質問
Q. 骨折直後でも整骨院に通えますか?
骨折が疑われる場合は、まず整形外科でレントゲンなどの検査を受けていただく必要があります。当院では骨折後の痛み改善・骨癒合の促進・リハビリ等を行っています。
Q. 骨折が治ったと言われましたが肩が上がりません。
上腕骨頚部骨折では、骨癒合後も肩関節の拘縮や筋力低下が残ることがあります。リハビリによって改善が期待できるため、お早めにご相談ください。
Q. エコー検査は受けられますか?
当院では超音波画像観察装置(エコー)を導入しており、筋肉や腱、軟部組織の状態を確認しながら施術を進めることが可能です。
Q. 手術後のリハビリにも対応していますか?
はい。プレート固定術などの手術後の機能回復リハビリにも対応しております。症状の状態を確認しながら安全に施術を行います。
Q. 元通りに肩は動くようになりますか?
受傷の程度や年齢によって個人差はありますが、適切なリハビリを継続することで可動域や筋力の改善が期待できます。当院では患者様の目標に合わせた施術計画をご提案いたします。