正中神経麻痺

正中神経麻痺

正中神経麻痺とは、首から指先にかけて走行する「正中神経」が何らかの原因によって障害され、手のしびれや感覚異常、指の動かしにくさなどが生じる状態です。

正中神経は親指、人差し指、中指、薬指の一部の感覚や、親指を動かす筋肉を支配しているため、障害されると細かい動作がしづらくなったり、物をつまみにくくなったりすることがあります。

比較的多い原因として手根管症候群がありますが、肘や前腕、上腕部での神経圧迫、外傷、頚椎疾患などによって生じる場合もあります。

初期には軽いしびれや違和感だけの場合もありますが、進行すると筋力低下や筋萎縮を引き起こすこともあるため、早期の対応が重要です。

 

こんなお悩みはありませんか?

  • ☑親指から中指にかけて痺れがある

  • ☑朝起きると手が痺れている

  • ☑夜間に手の痺れで目が覚める

  • ☑細かい作業がしにくい

  • ☑ボタンを留める動作がつらい

  • ☑ペットボトルの蓋が開けにくい

  • ☑親指に力が入りにくい

  • ☑物をよく落としてしまう

  • ☑手を振ると少し楽になる

  • このようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。

 

症状の原因

正中神経麻痺は、正中神経が圧迫されたり、引き伸ばされたりすることで発症します。

代表的な原因として、

 

  • ☑手根管症候群

  • ☑円回内筋症候群

  • ☑前腕や手関節の使い過ぎ

  • ☑骨折や脱臼などの外傷

  • ☑頚椎症や頚椎椎間板ヘルニア

  • ☑糖尿病などの全身疾患

  • ☑妊娠や更年期によるホルモンバランスの変化

  •  

などが挙げられます。

特にデスクワークやスマートフォンの長時間使用、家事や育児、手作業などによって前腕や手首の筋肉が緊張すると、神経への負担が大きくなり、しびれや痛みが生じやすくなります。

また、猫背や巻き肩などの姿勢不良によって首や肩周囲の筋肉が硬くなり、神経にストレスがかかることで症状が悪化することもあります。

そのため、手だけではなく、首や肩、肩甲骨、姿勢の状態まで含めて評価することが大切です。

 

放置するとどうなるか?

正中神経麻痺を放置すると、痺れや痛みが慢性化し、親指の筋力低下や母指球筋の萎縮が進行することがあります。

さらに症状が悪化すると、つまむ動作や細かい作業が困難になり、日常生活に大きな支障をきたす場合もあります。

神経障害が長期間続くと回復までに時間を要するため、早期の評価と適切な施術が重要です。

 

当院での施術方法

当院では、手の痺れが出ている部分だけでなく、神経に負担をかけている原因を全身から評価し、根本改善を目指しています。

まずは問診や触診、各種整形外科的検査を行い、正中神経の走行に沿った圧迫部位や首・肩・肩甲骨の状態を詳しく確認します。

また、超音波画像観察装置(エコー)を用いて筋肉や腱、神経周囲の状態を観察しながら施術を進めることも可能です。

施術では、

 

  • ✔手首や前腕の筋緊張の改善

  • ✔首や肩周囲の調整

  • ✔姿勢改善

  • ✔肩甲骨や胸郭の可動性向上

  • ✔神経へのストレス軽減

  • ✔鍼灸施術による血流改善

  • ✔ストレッチやセルフケア指導

  •  

などを行い、神経が正常に働きやすい環境を整えていきます。

 

よくある質問

Q. 正中神経麻痺と手根管症候群は同じですか?

手根管症候群は正中神経麻痺を引き起こす代表的な疾患の一つです。正中神経麻痺は、神経障害全体を指す広い概念になります。

Q. 手のしびれだけでも施術を受けられますか?

もちろん可能です。初期の段階で適切に対応することで、症状の悪化を防ぐことが期待できます。

Q. エコー検査は受けられますか?

はい。当院では超音波画像観察装置(エコー)を導入しており、筋肉や腱、神経周囲の状態を観察しながら施術を行っています。

Q. 鍼灸はしびれにも対応していますか?

はい。鍼灸施術は筋緊張の緩和や血流改善を目的として行い、神経への負担軽減を図ることがあります。

Q. 手術をしなければ治りませんか?

多くの場合、保存療法によって改善が期待できます。しかし、筋萎縮や著しい筋力低下がみられる場合には、整形外科での精密検査や手術が必要となることもあります。

当院では、しびれや痛みの改善だけでなく、再発予防や日常生活動作の向上まで見据えた施術を行い、患者様が安心して生活できる身体づくりをサポートいたします。